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キッチンの向きを変えて広々LDK

豊島区・築43年・3階建てのビル。
3階(36.55㎡)の部屋のリフォームを行いました。

もともと、オーナー様のご家族が利用されていましたが、
使用しなくなったので、賃貸に出したいというご要望でした。

改修工事前の間取図と写真

下見に出向いたときに感じた大きなチェック箇所は、大きく2つでした。
1.キッチンの向きが良くない
2.洋室にある収納が、空間を大きく圧迫している

以下、写真をご覧ください。

玄関 Before

クロスは汚れが目立ち、全体的にくすんでいました。
玄関ホールにあたるところには、なぜか一部、違うフローリングが張られていて、
玄関ホールからLDKに続くドアに貼られたクロスも傷みが見受けられました。

LDK Before

古い物件は必ずといってそうですが「キッチンは端っこ」とばかりに、壁一面がキッチンになっています。
キッチンがこの向きでは、炊飯器・電子レンジ・オーブントースター・コーヒーメーカーなど、
調理に必要な家電をどこに設置するべきか悩んでしまいます。

キッチンを背にリビングルームです。
壁紙がくすんでいるのはもちろんですが、左奥にある収納の扉の塗装もくすみ、
エアコンもずいぶん古くなっていました。
フローリングも古さを感じます。

洋室 Before

リビングルームの右手に洋室があります。
この洋室は、リビングルームとは違うフローリングが張ってありました。
また、頑丈で大きい造り付けの収納がありましたが、これが、部屋に入ったときものすごい圧迫感を与えていました。
清潔感を出すためには、この収納を取り替えるか、塗装をするかの選択肢になりますが、
収納の下にはフローリングが張られていないことに気づきました。

洗面所・脱衣所・トイレ Before

洗面台は大きくてキレイでした。クリーニングをすれば甦ります。
ただ、クッションフロアは古くなっていて、暗く感じます。

改修工事後の間取り図と写真

玄関 After

玄関のたたきの方から、玄関ホールを見た写真です。
ちぐはぐしていたフローリングがなくなり、天井・壁・建具、すべて新しいクロスを貼り、
建具の枠の塗装も行いました。

こんなにすっきり見えるのは、いままで剥き出しだったモールを撤去し、天井裏を通し、余計な棚を取り払ったからです。

LDK After

キッチンの位置を変更し、キッチンに立ち、振り返ったところに家電を置けるスペースを確保しました。
光沢のあるキッチン扉を選ばれました。
高級感が出ます。
リビングからキッチンを見た時に、高級感を感じるのは、
キッチンの側面に、キッチン扉と同じ柄のボードを追加で取り付け、通常の安っぽいキッチンの側面を見えないようにしているからです。

水はね防止にもなります。

玄関ホールからLDK、洋室、全てのフローリングを張り替えました。
このすっきりした感じ、明るい感じは、新築物件のようです。
収納扉・窓枠・巾木の塗装を行いました。

洋室 After

圧迫感のあった収納は、思い切って撤去しました。
ベッドの向きに縛られることもなく、広いベッドを置くことも可能になりました。

収納の床にもフローリングを張り、壁にはクロスを貼り、
ポールを取り付け、クローゼットとして使えるよう変更しました。

洗面所・脱衣所・トイレ After

天井と壁のクロス、クッションフロアを張り替えました。
クッションフロアは、はじめて使ったものでしたが、仕上がりは、上品になりました。

アップで見ると、ラメが入っていて、
どういう仕上がりになるのかと少し不安になるのですが、
張ってみると、ラメ感はほとんど消え、上品で落ち着いた感じに仕上がりました。

リフォーム工事終了前に、入居者が決まる物件

この部屋は、募集広告を出そうとしたときに入居者が決まりました。
改修工事が始まって、数日後、飛び込みでお客様がいらっしゃいました。
神奈川県から転職のためにお部屋をお探しで、
「美都のホームページを見ました」と言ってご来店されました。

古いクロスはすべて剥がされ、壁はボロボロ、
床のフローリングは、剥がされておらず、作業は土足で行われていた夏の暑い日でした。

お客様のご要望をお伺いしたときに、この部屋がこの方にぴったりだと感じました。
改修工事が始まったばかりであることを先にお伝えし、案内しました。

ちょうど新しいフローリングが搬入された日でしたので、
箱を開けて、新しいフローリングをお見せしました。

お客様ご自身が、イメージするしかないお部屋でしたが、
ご来店されたその日に、お申し込みをして帰られました。

実は、案内時、「もうここに決めてしまおうかな」とおっしゃったので、
「お部屋は他にもご覧になられましたか?」とお尋ねしました。
「この部屋が1件目です」とおっしゃいました。

私は言いました。
「人生に何度もお引っ越しする機会はありません。
引越費用は高額です。ご自分の納得いくお部屋に住まわれた方が良いです。
この界隈には、不動産屋さんがたくさんあります。
ぜひ、他の不動産屋さんで他の物件を見てきてください。
このお部屋が、どんなに良い部屋かお分かりになりますから。」

「きっと戻ってくると思います」と、嬉しい言葉を残されて、
お客様は、他の不動産屋さんに行かれました。

3時間後、

「やっぱり、戻ってきました」とお客様が再来されました。
「おかえりなさい」とお出迎えをし、入居申込書にご記入いただきました。

とても印象的なやりとりでした。

改修工事が終わる前に、入居者が決まり、オーナー様にも喜んでいただけました。
オーナー様にも入居者様にも「ありがとう」と言っていただけることが何よりの励みです。

この物件は、すべての窓にインナーサッシが取り付けられる予定です。
現在、インナーサッシの生産が遅れていることと、
あまりにも早く入居者が決まったので、インナーサッシ取り付けはご入居後になります。
その点も、快く承諾してくださる良い入居者様がご入居されます。

物件の価値を上げるリフォームを

価値あるリフォームを行うことをモットーにしています。
建物は人間と同じで年々、歳をとっていきますが、
魅力ある人は、いつでも努力をしているように、
物件も、魅力あるもであり続けるためには、アイデアと心配りが必要です。

美都のリフォームは、入居者様の目線に立ち、
オーナ様とのご予算とも相談させていただきながら、
最小限の費用で、最大限の効果がでるように行います。

空室が続くオーナー様、
これからも、賃貸経営を楽しんでいかれたいオーナー様、
私たちをご利用ください。

惜しみないご提案をいたします。

                          リフォーム担当:渋谷

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